代理出産

肯定側立論

プラン

1.母親、もしくは、姉妹を代理母とした代理出産を合法化します。

2.代理出産を合法化する法律は2006年から施行とします。

3.代理出産をする際は、依頼者と代理母で子供の受け取りの明確な契約を結ぶことを義務づけます。そして、この契約は法的効力を持つものとします。

4.代理出産をする際、担当医はインフォームドコンセントを徹底する。

メリット : 子宮に問題のある人の人権が保護される

現状分析です。

1. 今、子宮に問題のある人に出産の方法はない

今、精子・卵子に問題がある人は、精子・卵子を健全な人から提供してもらい出産できます。しかし、子宮に問題のある人は、代理出産しか方法はありません。

ここで、A 国内での代理出産、B 海外での代理出産に分けて見ます。

A : 国内での代理出産

今、日産婦の会合により国内での代理出産は事実上、規制されています。

また、国も代理出産を禁止しようとしています。

2003年4月10日 NIKKEI NET 代理出産は罰則付きで禁止・不妊治療で最終報告書 より 引用開始

不妊治療のルール作りを進めている厚生労働省の生殖補助医療部会(部会長、矢崎義雄国立国際医療センター総長)は10日、最終報告書をまとめた。第三者からの精子や卵子などの提供は認めるものの、近親者などからの提供や代理母など第三者の女性が出産する代理出産は罰則付きで禁止するとした。厚労省は報告書をもとに立法化を目指す。

引用終了

つまり、今後は、さらに法律で規制されて完全に国内で代理出産を行えなくなります。

B : 海外での代理出産

海外での出産は日本の保険が適用されない上に、旅費がかかり、とても高いです。数千万円かかる場合もあります。そして、これは一般の人には簡単に払えない額です。つまり、今、海外で代理出産できるのは、お金持ちの夫婦のみで、お金をもっていない夫婦は代理出産をできません。また、子供を持とうとする夫婦の多くは若く、一般的に若い人の収入は低いです。

つまり、ほとんどの夫婦は海外で代理出産を行えないのです。

A , B、より、今、子宮に問題のある人には出産の方法がありません。また、あっても、その道は狭く、また、今後、その道はさらに狭まります。

2. 代理出産の危険は低いです

代理出産で命に関わるようなことが起こるのは極めてまれです。

2003年10月03日 babycomマイケル・ファインマン医師の発言より引用開始

代理母になる女性は過去に出産を体験している女性で、妊娠、出産のリスクが少なかったことを考慮してスクリーニングされます。そうした点で、リスク回避はある程度なされているので、命にかかわるようなことは、確率としてひじょうに少ない。これまで私の知る範囲内では、産婦に生命の危険的な状態が起こったということはありません。

引用終了

また、自然出産でも、年間60から70人死亡しており、出産に従うリスクは代理出産にのみあるものではありません

つまり、代理出産の危険性はそもそも低く、また、出産に従うリスクというのは代理出産固有のものではないのです。

発生過程 : より安全かつ低コストな代理出産ができる

現状分析で述べたように、子宮に問題のある人には出産の方法が残されていません。しかし、プラン後は国内での安全かつ低コストな代理出産ができ、それにより、代理出産により子供を授かることができます。

A : 親族間であること

代理出産は妹の子供を、姉が代理母となって産むなどというような、親族間で行われます。代理母と依頼主がお互いに親しいので意思の疎通を上手く行い、スムーズに作業が進みます。

また、アメリカの代理母と日本の依頼者の場合、代理母と子供は会うことがほとんどできません。しかし、親族間ならば、代理母と子供は頻繁に会うことが可能であり、代理母が出産後、精神的ショックを受けるなどといった心配は、海外での代理出産に比べ格段に減ります。

B : 保険が適用される

代理出産の技術がいくら安全とはいえ、代理母や赤ちゃんが集中治療室へ運ばれる場合もあります。その場合、海外では医療費の全額が請求されますが、日本国内であれば、保険が適用されるため負担は少なくて済みます。

C : 旅費がかからない。

国内での代理出産の場合、旅費や宿泊費といった様々な費用がかからずに済み、とても低コストです。

これにより、一般の出産と変わらない安全さで、かつ、価格も下がるため、一般の人でも代理出産を受けやすくなります。すなわち、子宮に問題のある人へ、出産のための道が開かれます。

重要性 : 子宮に問題のある人の出産する権利を守る

ただ、このような代理代理を必要とする人たちは国民のほんの一部かもしれません。しかし、彼女たちには代理出産しか子供を出産する方法は残されていません。

そんな、彼女たちの最後の望みを、少数派意見だからといった理由や、既成概念にとらわれた考え方で握りつぶしてしまってもいいのでしょうか。

日本の民主主義はどこへいってしまったのでしょうか。そして、憲法で規定されている責任ある自由を認める自由権はどうなってしまったのでしょうか。

国民一人一人が主人公。それが国民主権ではないのでしょうか。

確かに、少数派でも彼女にとっては最後の望みです。そして、代理出産が禁止されることは彼女たちから最後の望みを奪います。これは、同時に出産する権利をも奪うことになります。

少数は意見だからって、無視してはなりません。むしろ、少数派だからこそ、周りの人が理解して、協力してあげ、その権利を守るべきです。

従って、肯定側のメリットは大変重要で、肯定側はプラン導入を主張します。

2306文字

ディベートって何?

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ルール

以下の文字数をルールとしてオンラインディベートは行われています。

肯定側立論 : 2400文字以内。段落は120以内
否定側質疑 : 100文字以内の質問を5つ以内
肯定側応答 : 質問1つにつき、100文字以内で回答
否定側立論 : 2400文字以内。段落は120以内
肯定側質疑 : 100文字以内の質問を5つ以内
否定側応答 : 質問1つにつき、100文字以内で回答
否定側第一反駁 : 1600文字以内。段落は80以内
肯定側第一反駁 : 1600文字以内。段落は80以内
否定側第二反駁 : 1600文字以内。段落は80以内
肯定側第二反駁 : 1600文字以内。段落は80以内

詳しくは、はじめにをご覧下さい。

 
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