代理出産

肯定側第一反駁

まず質疑で確認したように否定側が主張している危険というのは、すべてすでにわかっていることです。

では反駁から始めます。

まず、OHSSの危険性について反駁します。 OHSSによるリスクはほとんど発生しません。 資料を引用します。2002年6月4日 オールアバウトHP 「排卵誘発剤について知ろう 不妊治療薬と副作用」イケガミ フミヒロより引用開始 HMG-HCG療法の仕組み(中略)最近の投与方法は以前に比べて非常に多彩です。先生によっては患者さんごとにその処方内容が違います。テーラーメイドセラピーです。よって多胎やOHSSといった副作用もかなり減ってきております。(中略)不妊を専門とされている先生にとってはよくわかっている副作用なので、きちんと自分の体の状況を伝えておけばまず大丈夫です。」 引用終了

次に減胎手術の危険についてですが、現在、減胎手術は否定側が述べている方法とは別の方法で行われています。資料を引用します。ネツ ヤヒロ著「代理出産」より引用開始 ちなみにこの本の発行は2001年です。 「五例目からは、減胎する胎児に塩化カリウムを注射し、死に至らせてから母体に吸収させるという方法を取り入れ、現在に至り、その数は500例を超えんとしている。」 引用終了 このように今は500例もの実績のある方法が採用されています。

否定側立論の依頼者と代理母へのリスクを総括すると、排卵誘発剤によるOHSSと減胎手術です。先ほど述べたように減胎手術やOHSSによるリスクはほとんど発生しませんし、減胎手術も実績のある方法が採用されており、依頼者と代理母へのリスクは極めて小さいものです。

否定側は危険がおよぶことがダメだとおっしゃいましたが、医療は危険を0にすることができないものなので、この深刻性は代理出産固有のものではありません。

では再反駁に移ります。 まず、現状分析1のAにきた反駁に再反駁します。 立論中でも述べたように少数の意見だからといって無視されてはいけません。

次に発生過程Aにきた反駁に再反駁します。 否定側は反駁1点目で代理母の精神的ショックが和らぐ証明がないと主張されました。しかし、代理母は自分が依頼者のためを思って生んだ子どもの成長を見守ることができ、同時に念願の子どもを得た依頼者の幸せな姿も見ることができます。代理母は大きな充実感を感じることでしょう。 また反駁2点目で、代理母は子どもが近くにいることによって余計にショックを受けると否定側は主張されましたが、それを証明されていません。

では、発生過程Bにきた反駁に再反駁します。 否定側は現在、人工授精や体外受精、顕微鏡受精には保険が適用されていないから、代理出産には多額の費用がかかり、容易ではないとおっしゃいましたが、少なくとも渡航費用、滞在費用はかからなくなるので、プラン前より容易に代理出産を行えます。 最後に重要性にきた2つの反駁に1点ずつ再反駁します。 まず否定側は代理出産では出産するのは代理母だから依頼者の出産する権利は守られないとおっしゃいましたがそれは違います。 応答で述べたように出産する権利というのは実子を持つ権利のことです。代理出産によって依頼者は遺伝的のつながりのある子、つまり実子を持つことができます。よって依頼者の出産する権利は守られます。

次にこのプランでは代理出産ができる人とできない人の間に差別が生まれるとおっしゃいましたが、それは違います。 このプランには理由があるからです。もし、第三者に代理母を依頼すると、子どもの受け渡しの際に代理母が子どもと離れたくないなどの理由から引渡しを拒否するなどのトラブルが起こる場合があります。代理母が依頼者の母や姉妹であれば、第三者より頻繁に子どもに会うことができるのでこの問題は回避されます。これが、代理母が母や姉妹でなければならない理由です。理由がある線引きは差別ではなく区別です。

1599文字

ディベートって何?

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ルール

以下の文字数をルールとしてオンラインディベートは行われています。

肯定側立論 : 2400文字以内。段落は120以内
否定側質疑 : 100文字以内の質問を5つ以内
肯定側応答 : 質問1つにつき、100文字以内で回答
否定側立論 : 2400文字以内。段落は120以内
肯定側質疑 : 100文字以内の質問を5つ以内
否定側応答 : 質問1つにつき、100文字以内で回答
否定側第一反駁 : 1600文字以内。段落は80以内
肯定側第一反駁 : 1600文字以内。段落は80以内
否定側第二反駁 : 1600文字以内。段落は80以内
肯定側第二反駁 : 1600文字以内。段落は80以内

詳しくは、はじめにをご覧下さい。

 
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